吉田圭(よしだけい)- 女川ヒト図鑑No.21

吉田圭(よしだけい)- 女川ヒト図鑑No.21

▼プロフィール

名前:吉田圭(よしだけい)
あだ名:けい
出身:神奈川県鎌倉市
所属:コバルトーレ女川、株式会社佐藤水産
趣味:体を動かすこと
特技:球技全般
座右の銘:人とのつながりを大切に
出現スポット:マザーポート・コーヒー、コバルトーレ・サポーターズパーク、おじか

 

▼5Questions

1 女川の好きなところ
➡町民全体の温かさ
2 自分だけのこだわり
➡みそ汁は必ず最後に食べる
3 マイブーム
➡バイク
4 好きな人・尊敬する人
➡三浦知良さん
5 女川での印象的なエピソード
➡東北リーグに上がった際にスタンドが埋まるほど人が集まったこと

 

▼Deep Questions

【サッカー漬けの毎日】

物心ついたころからサッカーをしていて、小さい頃は毎日公園で壁当てをしていました。高校は神奈川県の三浦学苑にてプレーしていました。当時は足が棒になるくらい毎日走っていました。今振り返ってもきつかったですね。(笑)

高校時代、練習試合はめっぽう強かったのですが、公式戦では全く勝てなかったのが悔やしかったです。最後の選手権大会もすぐに負けてしまって。そんな時に、当時の米山稔監督(現総監督)のつてでコバルトーレ女川を紹介していただいたんです。それがきっかけで、高校卒業後、女川に来ました。

【18歳で女川へ】

2006年のコバルトーレ女川の立ち上げに参画しました。実は1年目、仕事とサッカーの両立が大変だったので辞めようと思っていたんです。そして会社(株式会社佐藤水産)の社長に辞める旨を直談判したんです。するとその日、社長にお食事に連れて行っていただき、「いま辞めたらもったいない」という言葉を掛けていただいたんです。そんな言葉を掛けていただけるとは全く想像していなかったので、本当に驚きました。

でもこれがきっかけでサッカーを辞めずに続けられました。気付けば今年で16年目です。本当に社長には感謝しかないです。

【コバルトーレ女川の強み】

コバルトーレ女川は他のチーム以上にサポータの皆様との距離が近いと思います。「応援に来たよ」っておにぎりを持ってきていただいたこともあります(笑)
震災前は秋刀魚祭りに一緒に参加させて頂いたこともありました。本気で応援してもらっているからこそ、何かしらの形で町に恩返ししたいという想いが強いです。

ポジションは攻めることが多いです。選手としては常に、「チームが勝つこと」を念頭に置いています。自分が点を取ってやろうという想いよりは、チームが勝てば自分が犠牲になってもいいという感じです。色々な繋がりがあってのゴールだからこそ、自分はチームの為の役に立てれば何でもいいんです。

社会人になってから、学生の頃と比較して圧倒的にサッカーに対する意識が変わりました。学生時代は、特に考えずやっていたのですが、今は深く考えるようになりました。具体的には守備の切り替えや動き出しなど一つ一つの細かな動作を考えるようになりました。


(提供:コバルトーレ)

【苦い思い出のJFL】

JFLに昇格したにもかかわらず、1年で降格してしまったことは本当に悔しかったです。実はJFLに昇格するためにはかなり大変で、まずは東北リーグで優勝。そのあとに全国で勝ち上がった12チームでリーグ戦を行い、その中の1位と2位が昇格できるんです。当時JFLに昇格したころは、予選と決勝リーグは1日おきの試合だったので、過酷すぎて体力的に本当にきつかったです(笑)

ただ、せっかく女川でプレーさせていただいているからには、サッカーで恩返ししたいと思っています。サッカーを通して女川の関係人口を少しでも増やすことが出来たらいいなと思っています。


(提供:コバルトーレ)

【最後に一言】

僕らが勝つことでJFLに行けば、他の地域のチームが女川に来ることで、町の活性化につながると考えています。だからこそ僕たちはJFLに昇格することを目標としています。何とか町に貢献できるように日々精進します!

あと個人的にはスキューバダイビングに挑戦したいです。せっかく海が近くにあるのにやったことがないので!(笑)

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