女川で生み出す

8月17日女川着

2016年8月23日
約 1 分

I.T.さま、

残暑お見舞い申し上げます。

ご無沙汰しておりますが、お変わりなくお過ごしでしょうか。

私は東京のあまりの暑さに耐えかね、逃亡を企て、

宮城県女川町のお試し移住プログラムなるものを発見、参加を申し込み、

昨日8月17日に女川に到着、1ヶ月弱こちらに滞在の予定です。

ざっと町を見回したところ、ここは、前面が海、その背面がすぐ山という

日本によくある沿岸の町というところでしょうか。

特筆すべきは、寒流と暖流のぶつかる恵まれた漁場のおかげで、

全国の約6000の漁港の中でも漁獲高13位を誇るという漁業です。

一方、生業として農業を営む住民はおらず、町には農協もないのだそうです。

どうりで昨日の道中、仙台郊外から石巻までは青々とした田んぼや畑の風景が広がっていたのですが、

女川に入ったら、海と山だけになっていたわけです。

今ひとつは、東日本大震災では町全体が壊滅、宮城県内で最大の被災率

(実数ではなく人口に対する犠牲者数、全戸数に対する倒壊家屋数などの比率)

を被った自治体であること。

そんな状況からの復興の担い手は40代の町長をはじめ、

30代、40代を中心に公民連携で進められているとのこと。

お試し移住プログラムも、まちづくりによそ者を巻き込もう、という意図で企画されたようです。

そのもととなる、須田善明町長のお考えは以下の河北新報の記事に紹介されています。

<再生の針路>女川/「活動人口」増目指す

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201603/20160304_13024.html

「全国的に人口が減少する中で、震災後、その影響が如実に現れたのが女川。人が減っても持続可能な町をつくる必要がある。町内外の人々がさまざまな活動を展開できる場をつくり、町に関わる『活動人口』を増やす。一足飛びに人口が増えるわけがない」

私もすでに「活動人口」のひとりなのでしょうか。

とにかく、1日目は空が広くて、夕方には涼風が吹いてきただけで

来た甲斐があった!と思えた次第です。

 

それでは、また。どうぞ、暑さにはくれぐれもお気をつけてお過ごしくださいませ。

SHO.

(滞在中、こちらのブログは誰か宛のお手紙ふうに綴っていく予定です。)

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