はじめての空

はじめての空

心がたとえどんなに強くても

幸せが何か独りじゃわからない

どこまでも歩いていこう

見上げればはじめての空

(中村雅俊さん「はじめての空」より)

 

第十六日(9/22(日))。

おかせいさんでの仕事の前、少し早起きしたので読書。載っていた次の言葉に感銘を受けました。

 

 

『早く行きたければ一人で行け/遠くへ行きたければみんなで行け』

 

アフリカのことわざだそうです。とっさに、女川町をはじめとした、震災による被災地に当てはまる言葉のような気がしました。

時間になり出勤。要領わからないなりに、お客さんが品物のそばで迷っている風だったら、それとなくお声かけしてアプローチ。

説明した魚介類や商品に興味を持っていただいて、購入いただけるとすごくうれしい。叶うならこれを機に女川に、東北に関心をもってもらったり、好きになってもらって、もう一度行こう!と思っていただけたら、との想いでお客さまに接しました。

いっぱいいっぱいなりながらもお仕事を終えると、天気がぐずつきそうだったのでこの日は早めに帰宿。ほどなくして、ルームメートのタケシさん、はるきさん、たおかさんが起業プログラムを終えて帰宿。

とあわせてこのタイミングではるきさんが移住終了で出立。先日さばいた魚は置いていってくれるとのこと。顔だけやのぅて心までイケメンなはるきさんでした。また女川で☺️❗️

さらにYume Wo Katare Onagawaで仕事している、まつのさんも帰宿。学生さんの彼、すぐに大学の事務手続きを済ませると、“夢かた”の人と飯を食うからと急ぎ外出。ハードスケジュール。朝早く夜遅くのファイター。

僕は部屋で、心友のお子さん二人と大甥っ子(妹の孫)に絵はがきを書く。心友とは無論縁戚関係ないけれど、親戚のおじさんになった心境。いわんや大伯父さんをや(笑)。喜んでもらえるといいなぁ。

夜になり、翌朝出立のタケシさんが、前職の経験での腕をふるって、はるきさんの置いてくれた魚で、酒のアテを四品も、有り合わせの材料で作って下さる。いずれも驚くほど美味し❗️

サバのピッツァ風。完璧にイタリアン。おーいしーいー!(bistro×SMAP風)

 

さらにスヰーツまでも❗️

フレンチトーストのヨーグルトがけ、オランジュのコンフィチュールを添えて

 

この人、天才じゃなかろうか…。本気でそう思いました。

バターたっぷりの甘さを抑えたフレンチトーストの香ばしさとコクに、ヨーグルトの爽やかな酸味、そこへトパーズのようなオランジュのコンフィチュール❗️見た目にも舌の上でも煌めく、妖艶なスペシャリテ。感動。

とても美味しく、楽しい夜でした✨

 

第十七日目(9/23(月・祝))。

ごみ捨てを済ませ、出立の準備が済んだタケシさんの車に載せてもらい、おかせいさんへ出勤。タケシさんとはここでひとまずの別れ。

タケシさん、すごい円熟のキャリアを持ちながら、また人生の先輩なのにいささかも居丈高でない、物腰の柔らかい振る舞い、奥深い言動、本当に学ばせていただきました。ありがとうございました❗️

出勤すると店長と少し懇談。ここまでの仕事ぶりに一定の評価をいただく。面映ゆくも、毎日お店に立たれなくとも、自分のような新米の動向も把握されていることに感銘。

また、この女川町をどうしてきたか、そしてどうしていきたいか等、様々お話いただき、滞在中に飲みましょうとお誘いいただく。うれしい限り。

この日は石巻でボランティア活動があったため、うっかりまかないをいただくのを忘れ(笑)、Cebollaさんでママさんから声をかけていただいたので、ランチを。

これもまた美味しかった…(*´∀`)

味噌おでん!おくずかけ!五目ご飯!今季初物の福島の梨も!

 

初めての「おくずかけ」、激ウマ❗️こんな美味しいものを宮城のみなさんは食べているのか❗️けしからん(笑)❗️今季初物の福島の梨もいただき、お腹も心も充たされマキセンでいざ石巻へ❗️

今回の活動は、段ボールと厚手のビニールシートを使って、瓦の代用品となりうる「アシスト瓦」をできるだけたくさん作って、千葉へ届けよう❗️というものでした。

元来、手先は不器用ですが、居合わせるたくさんの有志のみなさんと共に、時間の許す限り取り組みました。段ボールを採寸する人、それをカッティングする人、ビニールシートを採寸する人、それをカッティングする人、それらを組み立てる人…。

人の善意が集まると、こんなすごい熱量と明るさと活気が漲る「場」が生まれるんだ、ということを体感できた、とてもとても貴重な時間でした❗️

善意と情熱と連帯と。
無敵のチームに混ざれたことに感謝!

 

マキセンの時間に合わせて、自分は途中離脱となってしまいましたが帰宿。晩ごはんを食べて、ブログ(前回分、6本目)を書き上げて就寝。

 

第十八日目(9/24(火))。

ご無沙汰していたゆぽっぽで一番風呂したくなり、マキセンで女川駅へ。一時間近くのーんびりつかり、休憩所でだらだらうだうだして過ごす。

何とかして、せっかく現地にいるので、リボーンアートフェスティバル2019に行きたいのですが、様々予定が詰まっていて…

しかし、“Where There’s a will, There’s a way.”、意思あるところに道通ず、であります❗️何とか現地滞在小一時間ですが、時間を確保できそうです。楽しみです❗️

午後には2週間、この重たいヲッサンを載せて足になってくれた、レンタサイクルくんを返却に。ありがとう、写真撮っておけば良かったかな。でもきっとまた会うからいいか(*´∀`)

その足で、29日(日)、秋刀魚収穫祭と同じ日の午後から行われる、おらほのサッカークラブ・コバルトーレ女川のホームを観に、運動公園へ。

コバルトーレ女川、ホームグラウンド。女川町第二多目的総合運動場。
人工芝の小さな、だけど不思議な熱気を感じるホームグラウンド。

 

 

時折強い風の吹くその場所で、何をするでもなくただ、その小さなホームグラウンドを観て、ぼーっと二時間くらい過ごしました。29日は自分もコバルトーレサポーターです。共に戦って、女川を盛り上げたいと思います❗️

 

いよいよ滞在期間もエンディングが見えてきました。

正直、まだまだ「縁を結ぶ」ということに対して、踏み込みが甘い、浅いなと思う毎日です。何も失うものもなく、傷つくものもないはずなのに。

でも焦らずいきます。

 

いろんな出逢いに感謝しながら

終わりのない夢を抱きしめて

どこまでもまだ一緒にいける

いまの僕もはじめての僕だから

(冒頭と同上)

 

To be continued.

投稿者プロフィール

ひで。
ひで。素浪人(笑)
神奈川県横浜市在住。
9年ほど勤務した会社を辞めて、震災以降通いつめる、大好きな東北と生きていく道を模索中です。
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