向学館で学んだこと

(ボランティアの経緯)

僕は2018年のHLABサマースクールの運営委員をしていました。その際に向学館の渡邊さん・鈴木さん・芳岡さんと一緒に向学館の中高生とHLABの海外大学生を対象にしたワークショップを行いました。

今でも若造ですが大学入りたての僕とまっすぐ向き合って企画を作っていただいてとても感謝しています。

サマースクールが終わって3ヶ月後の11月、僕は女川で開催されたkokokara未来会議に参加しました。この会議は34日の中で女川の魅力を活かしたプロジェクトを考えるもので、僕は”女川の教科書を作成しそれを使ったアウトドア授業”を考案しました。これは、海・山等の自然に恵まれ、商業の営みが可視化しやすい女川で理科と社会の授業を小学校高学年向けの課外授業を行うというものでした。そこで、kokokara未来会議の審査員をしていた渡邊さんに「向学館で試していいよ。」とおっしゃっていただき、僕はそれを間に受けて2月の中旬から3月中旬の1ヶ月間ボランティアをさせていただきました。さらに図々しく、教育に興味があり女川という地域にも関心がある大学の友達・内田くんもボランティアとして受け入れていただきました。1ヶ月間のボランティアの中で小学2年生から中学2年生までの子供に勉強を教えました。

(小学生の授業で学んだこと)

僕は小学生の時、机に座ることが苦痛で常に体を動かしていたくてよく教室を抜け出していました。もちろん個人差はありますが、向学館の小学生達もまさしく”元気玉”であふれんばかりの活力を身体と口を駆使して表現していました。このエネルギーを自然と勉強への好奇心につなげる方法があるのではないか?ただ机に向かってテキストを解くという手段ではなく、小学生の特性に合わせた手段で

そんなことを考えていた時に見学させていただいたのが向学館が花まる学習会と協力して行なっている”はなまる教室”。言葉では説明しづらいので動画を見ていただけるとありがたいです。

https://m.youtube.com/watch?v=7t2gAmdp_jo

動画にある通り、小学生がグラウンドで走り回っている時と同じテンションで机に向き合い勉強をしている。1.チームごとの対抗戦にして子供が好きな対決形式を取り入れる、2.何もしない時間を作らないためにやる事が終わったらすぐ応援タイムに移行する、3.自己肯定感を炊けるために声が大きかった子・姿勢が良かった子等逐一みんなの前で褒める、4.能動性を高めるために生徒が問題を作る側に回る時間を設けるなど、小学生の集中力を持続させる工夫がいたるところで観察できました。はなまる教室後の子供達は授業なのにちょっと息が切れています笑 “子供らしく学ぶ”ことを実現させる授業。とても魅力的でした。

(中学生の授業で学んだこと)

中学生とは自習室での疑問回収と英語の授業で関わりました。自習室では集団ではなく個人と向き合う事ができな分、細かいアドバイスや勉強法を伝える事ができました。特に英語は向学館で苦手な子供たちが多く、楽しく言語を学ぶ方法を自分なりに伝えられたと思います。印象深かったのは英語の授業です。僕はこの授業の中で何度も聞かれました質問があります。それは”なんのために勉強をするのか”。まっすぐなこの質問に僕は答えられませんでした。この答えは今現在も出ていません。でも自分の中での仮結論くらいは伝えられたのではないかと後悔しています。向学館の子供たち同様、僕自身もこの問いに向き合い続けたいと思います。

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