いのちといのり

いのちといのり
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昨日は、街の中を思うままに歩いていました。

まず、浦宿駅に着いて気づいたのは、自分たちのシェアハウスのすぐ近くまで海があること。

私が女川に着いたのは夜の10時だったので、まったく気づきませんでした…

女川は海に囲まれている。

その海は、私たちに勇気や元気を与えてくれることもあれば、時に災害となって襲い掛かってくる。

ずっと海と無縁の生活を過ごしてきた自分にとって、その時の感情は言葉にならないものでした。

 

その後、女川駅に移動し、シーパルピア女川を抜け、海へ。

どっちに進もうかな、と悩み、左折(宮ケ崎方面)へ。

そのまま気の向くままに歩いていたら、神社を発見。

階段を上がり、見えたのは、一基の石碑。 「いのちの石碑」と書かれた石碑。

 

きっと、あの日、この神社で。

やってきた「想定外」の大きさの津波に飲み込まれた人がいるのではないかと。

その地に今自分が立っている、その不思議さ。

 

お祈りをしたくなりました。

あの日、生を願った希望が閉ざされたその場所で

見知らぬ人の

自分の

大切な人の

幸せを願う

その不思議さ。

 

上手く言葉にはできないけれど、何か自分の中に感じるものがあって。

この感覚こそ、私を東北に惹きつけるもののような気がして。 本当に不思議な時間でした。

今伝えたいのは、ただそれだけです。

(お気に入りの女川駅舎)

投稿者プロフィール

竹入悠渡
竹入悠渡
名古屋から来ました竹入悠渡です!
今、大学一年生で、教育と歴史に興味があります。
女川に来るのは人生初めてなので、わからないことだらけですが、精一杯楽しもうと思うのでよろしくお願いします!
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