「女川に行ったら健康になった」(データ裏付けあり)の巻

S. Y.さま、

女川滞在中は大変お世話になりました。女川のみなさまは、さんま祭りも終わって少々、脱力モードになっていたり・・・はしませんか。

さて、とても個人的なことなので、申し込み時の面談や最後の振り返りの会でもお話ししなかったのですが、実は女川にしばらく滞在したかった隠れた理由は「持病(リウマチ)の転地療法」でした。

2016年5月から薬物療法を始めて、その後だいたい月1回、血液検査と診察で経過を見てきました。

飲んでいるのは免疫抑制作用を持つ抗リウマチ薬で、関節の炎症を抑える効果がある一方、代謝が落ちます。私の場合は、それほど深刻ではないとはいえ、だるかったり、やたらと眠かったり、頭痛がしたりといった副作用があって、しんどいときもあります。

成果らしい成果がいまひとつ見えないのに、軽い副作用だけは感じるという状況が続いていたなか、暑さも増してきて、毎年ただでさえ夏バテするのに、このまま猛暑の東京に居続けたら今年は本当にやばいかも、と恐怖に怯え、逃亡先もとい避暑地を探していたのです。

そんなとき、たまたま女川のお試し移住プログラムを見つけ、これは! とピンときて申し込んだのでした。

8月17日から9月12日、27日間滞在したのち、14日に診察に行ってきました。

私:「夏の間、勝手に転地療法してました。わりと調子はいいのですが、血液検査の結果はどうでしょうか?」

先生:「うん、いいよ!」

で、このあとの診察は、3分くらいだったにもかかわらず、女川についての雑談8割で終わったのでした(笑)。

体感的に「健康的になった」だけでは説得力がないので、検査結果の一部を公開しちゃいますね。

以下、2つの検査項目が、正常値の高めから低めになるか、正常値に近づいています。そのため、今回の経過は花丸????でした!

検査名 正常値 単位 06月24日 08月01日 09月14日
C反応性蛋白* 0-0.299 mg/dl 0.123 0.212 ↘️ 0.090
MMP-3** 17.3-59.7 NG/ML 82.0 94.0 ↘️  77.4

*リウマチの活動性や炎症を調べるマーカー **関節軟骨を分解・破壊する蛋白分解酵素

この良好な検査結果に貢献したであろう「女川滞在効果」を自分的に分析すると、1)朝晩、涼しくてよく眠れた、2)空気がきれい、3)海と山の景色がきれいで空が広い、といったところでしょうか。

地元の方にとっては、やはりお若い方々の移住が嬉しいのかもしれませんが、都市生活に心身ともに疲れが出てきている中高年にアピるには、昔の湯治ではないですが、「女川に長期滞在してゆっくり心身を癒しませんか」というのもありかもしれません。

この検査結果を含め、いいことずくめの女川滞在でした! あらためて御礼申し上げます。どうもありがとうございました。

Sho.

(こちらのブログは誰か宛のお手紙ふうに綴っています。)

 

 

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