女川で生み出す

荒波の中の金華山

2016年7月28日
約 3 分

はじめまして、おためし移住をしているTommyです。

仕事をしながら女川に滞在しています。

せっかく女川にやってきたのに仕事ばかりでは…と思い、この前の日曜日、金華山という離島に行ってきました。

 

この離れ島には1000年以上もの歴史を持つ大きな神社があります。東大寺の大仏建立のため金が大量に必要だったとき、日本で初めて砂金が採掘されたことが由来だそうで、その名も黄金山神社。そのまんまの名前ですね!

伊達藩の鬼門に当たることから、藩による保護があったようですが、それでも離島の社殿を維持するのは並大抵の努力ではなしえないことでしょう。

金華山は大震災の震源地に最も近い島で、やはり大きな被害を受けたようですが、明治期に建てられた社殿だけは無傷だったとのこと。宮大工の腕が100年後の今、このような形ではっきり示されたのでした。

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奥の小さなフェリーで出航。

この日は大しけ。前後左右に激しく揺れながら進む船は、さながらジェットコースター。

こんな日でも漁船が出ていて、海の男の凄まじさを改めて実感させられます。

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この調子だと一瞬で酔ってしまうので、外を凝視して40分。

流れてくる観光案内を聞いている余裕がありません!

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船員さんによるといつもは静かな海なのだそうです。

アタリの時に乗ってしまったということなのでしょう。

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山内には鹿がいました。

帰りの便まで1時間半程しかないのですが、山頂に向かってできるところまで歩いてみました。

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帰りの船を逃すと、次の定期便は一週間後。

チャーターするお金はないので、絶対乗り遅れられません。

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霧がかってきました。

帰りの便も迫っています。

最後トドメを刺すようにヒルに食われて、諦めて下山しました。

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さよなら金華山。

さっき霧が立ち込めていたのは、この雲の中にいたからでしょう。

再び大揺れの船に乗って、帰路に就きました。

 

ところで、金華山はもう一つ有名なものがあります。

山の向こう側、太平洋に面している方に金華山灯台と呼ばれる古い灯台があります。昔から海洋交通で非常に大切な目印とされ、サンフランシスコから出た船はひたすら金華山灯台を目指して進むのだそうです。この灯台の光が見えると、そこは日本。船員たちはその光で日本に着いた感慨に浸ったそうです。

滞在時間込みで往復3時間の小さな船旅でしたが、海の驚異に真近で触れられた大変楽しいひとときでした。

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