命を守る冷凍冷蔵施設『マスカー』

takeshi
2015年7月24日
おためし移住ブログ / 滞在期間（1週間以上〜3週間未満） / 目的（学び、観光）
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『マスカー』は、水揚された水産物を保存するための冷凍冷蔵施設です。

震災で多くの冷凍冷蔵施設が被害を受け、水揚げされた魚を保存する場所がありませんでした。
そこで共有で保存できるスペースとして『マスカー』が生まれました。
1階部分は津波が来ても抜ける構造になっていて、大切な水産物は2階から上に保管されています。
この素晴らしい構造が評価され2013年にグッドデザインを受賞しています。

マスカーにて女川魚市場買受人共同組合の石森さんにお話しを伺いましたが、
マスカーのお話しはもちろんですが、創業・起業とはという本質的な部分や、
特に印象的だったのが、『難しい』と『無理』を一緒にしてないか？ということ。
『難しい』ことは出来ない言い訳を自分で考えてしまっている。
『無理』は本当に到底無理な事はやめたほうが良いということ。
このふたつを区別すること。というお言葉。

他にもためになるお言葉をたくさんいただきました。
こういう深いお話しを初対面の我々にもしていただけるって嬉しいですよね。
その辺りが女川人といったところなんでしょうか。
確かに女川の方は熱く語ってくれる方が多い気がします。